そばと瑠璃光寺

先日、日曜日に、
瑠璃光寺というところにちょっとおでかけしました。
写真は五重塔です。


どうやら、以前にも来たことがあったようで、、
瑠璃光寺に着いた時に、何か懐かしい思い出がよみがえりました。
うぐいす張りの石畳でやたら興奮していたことやら、
敷地内の茶屋で『生姜湯』を飲んだことやら(今回訪ねてみると生姜湯はなかったので、飲んだのは生姜湯ではなかったかもしれませんが・・・)
いや、それくらいしか思い出せなかったのですけどね


はたまた、
『あぁ、あの時はまだ小学生だったなぁ』と
感慨に耽ってみたり。
いや、耽ってはいなかったかな。
ちょっと思ってみたり。


あ、あと
桜が満開っぽくて、ちょっとした花見にもなりました。


ところで、
「桜は人の心を惑わす」といった表現を耳にする、あるいは、目にすることがしばしばありますね。


特に私は、夜桜が大好きで毎度うっとりさせられます。
月明かりにほんのり照らされた桜の
その美しさは、艶美といいますか妖美といいますか。
あの艶やかさには、それが夜空という薄がりの中に鎮座するように、
私の心にも居座ってしまってしまったのではないかと疑いたくなってしまいます。
なるほど、それは私たちの心をまるで拐かすかのように魅了しているようにも感じます。



それはさておき。
そして、もひとつさておき。
いやまぁ、本当の目当ては瑠璃光寺ではなく、
その付近にあるお蕎麦屋さんだったのですよねぇ。


なんか、「そば寿司」なるものがあるとかで、
気になって行ってきました。


そばを寿司に?いったいどんな工夫をしたんだ?
とワクワクしていたのですが、
実際に目の前に運ばれてきたときには、
心の中で、
『あぁ、なるほど。確かにこれはそば寿司だろう』
とつぶやきつつ
少し驚きました。(驚くというよりも呆気にとられていたかも)


なんというか、発想が一回りして、
なおもやりきったんだな
と思いましたね。


味の方は、まぁ、あれです。
名物にはなれど・・・
といった感じでした。


そんなそば寿司はこんな感じ

ね?これは確かにそば寿司です